カスタムChatGPT “GPTs”とは?ChatGPTで収益化?

GPTs、カスタムGPTを簡単に作成し収益化できる、教育や仕事、日常生活など、さまざまな分野で活用可能新技術。

2024-01-20

GPTsとは?

GPTsの特徴

OpenAIが発表した新技術、あなただけのカスタムGPT、それがGPTsと呼ばれ、誰でも手軽に自分のカスタムGPTを作ることができます。

しかも、プログラミングの知識も必要なく、私たちが普段使っている自然言語でGPTsを作ることができるという素晴らしい技術です。

GPTsでできること

特定のタスクや状況に合わせて使えるだけでなく、さまざまな業界や目的に対応したGPTsを作ることが可能です。

なんと、作ったGPTsを他のユーザーに公開し、収益化もできるようになって、ユーザーが増えるほど収入も増え、”もしかしたら副業もできるかも!?”ということも考えられます。

今までのChatGPTとGPTsは何が違う?

今までのChatGPTは新しいチャットを始める度にプロンプト(指示・役割設定)入力作業から始めなければならいですが、GPTsはGPTビルダーで一度プロンプトを設定しておけば、新しいチャットを始めた時に毎回同じプロンプト入力をしなくても良くなリます。

例えば、論文の要約をしてくれるGPTsがあるとしましょう。論文の要約をGPTにしてもらいたい時、毎回「この論文を要約して下さい」というプロンプトまたは指示をせず、論文の情報を与えるだけで、GPTsを要約してくれるようになリます。これは、便利ですね!

誰が利用できる?

現時点(2023年12月)では、GPTsの作成と利用は有料版のChatGPT PlusとEnterpriseのユーザーのみとなっています。

上記をもとに、分かりやすく言うとGPTsは、OpenAIが開発したChatGPTのカスタムバージョンです。特定の目的に合わせて、誰でも簡単に作成することができます。プログラミングの知識は不要!

さて、GPTsについてしっかり理解し、生成AIを正しく活用していきましょう。

まずGPTsをきちんと理解

私がGPTsについて皆さんに説明する前に、OPEN AIの公式サイトにてGPTsについての記事を参照しながら、一緒に勉強して、理解しておきましょう。

参考記事:https://openai.com/blog/introducing-gpts

以下は、記事の中で”ここは大事だな”という所を引用して、説明しますね。

Anyone can easily build their own GPT—no coding is required. You can make them for yourself, just for your company’s internal use, or for everyone. Creating one is as easy as starting a conversation, giving it instructions and extra knowledge, and picking what it can do, like searching the web, making images or analyzing data. Try it out at chat.openai.com/create.

GPTsは簡単に構築でき、コーディングは不要。GPTsを作る時に会話で始めて指示を与え、GPTsに追加知識や機能を選択するだけで、自分用や社内での利用、または一般ユーザーの利用のために作成できる。

We believe the most incredible GPTs will come from builders in the community. Whether you’re an educator, coach, or just someone who loves to build helpful tools, you don’t need to know coding to make one and share your expertise.

OPEN AIが最高のGPTsはコミュニティから生まれると信じている。コーディングの知識がなくても、あなたが持っている専門知識をGPTsで共有できる。

Starting today, you can create GPTs and share them publicly. Later this month, we’re launching the GPT Store, featuring creations by verified builders. Once in the store, GPTs become searchable and may climb the leaderboards. We will also spotlight the most useful and delightful GPTs we come across in categories like productivity, education, and “just for fun”. In the coming months, you’ll also be able to earn money based on how many people are using your GPT.

まもなくGPTsストアが展開され、GPTsを作成しそこで共有できるようになる。さらに、あなたのGPTsを使用している人の数に基づいてお金を稼ぐこともできるようになる。

We’ve set up new systems to help review GPTs against our usage policies. These systems stack on top of our existing mitigations and aim to prevent users from sharing harmful GPTs, including those that involve fraudulent activity, hateful content, or adult themes. We’ve also taken steps to build user trust by allowing builders to verify their identity. We'll continue to monitor and learn how people use GPTs and update and strengthen our safety mitigations. If you have concerns with a specific GPT, you can also use our reporting feature on the GPT shared page to notify our team.

私たちは、GPTsのレビューシステムを設定し、有害なGPTsの共有を防ぐための措置を講じている。ビルダーの身元検証や安全緩和策の更新を通じて、ユーザーの信頼を構築し、GPTの使用方法を監視している。

GPTs will continue to get more useful and smarter, and you’ll eventually be able to let them take on real tasks in the real world. In the field of AI, these systems are often discussed as “agents”.

GPTsは進化し、実際の世界のタスクをこなすことができるようになる可能性がある。AIの分野では、これらのシステムは「エージェント」として議論される。

In addition to using our built-in capabilities, you can also define custom actions by making one or more APIs available to the GPT. Like plugins, actions allow GPTs to integrate external data or interact with the real-world. Connect GPTs to databases, plug them into emails, or make them your shopping assistant. For example, you could integrate a travel listings database, connect a user’s email inbox, or facilitate e-commerce orders.

GPTsを実世界に接続する方法として、組み込み機能やAPIを使用してカスタムアクションを設定し、外部データの統合や対話を行うことができる。データベースやメールとの接続、買い物アシスタントの作成など、様々な応用が可能となる。

We designed GPTs so more people can build with us. Involving the community is critical to our mission of building safe AGI that benefits humanity.

GPTsは、より多くの人々が参加できるように設計されており、コミュニティの参加が重要である。これは、安全なAGIの構築に貢献するためのOPEN AIのミッション。

ここで、なんとなくGPTsについて理解出来たかと思いますが、さらに深く理解するために、GPTsの

  • 利用可能性
  • 作成方法
  • 将来の展望

について一緒に見ていきましょう。

3. GPTsの利用可能性

GPTsの目的と特徴を基づいて、教育、仕事、日常生活、特定の趣味や関心ごとなど、さまざまな分野で活用することができるでしょう。

教育向け

GPTsを活用した学習コンテンツで学習の効率化を図ることができるでしょう。

例えば、GPTsで教材を作成することで、生徒に合わせた教材を短時間で作ることができます。

仕事の効率化

GPTsは、業務の自動化ツールとして活用されていくと考えられます。

例えば、GPTsでメールの作成や資料の作成などの単純作業を自動化することができます。

日常生活の支援

生活のサポートツールとしてGPTsを活用して、スケジュール管理やレシピ検索などの日常生活でのさまざまなタスクを支援することもできるでしょう。

また、GPTsで、観光案内や通訳などのサービスを提供することも考えられます。

社内向けアシスタント

企業向けのGPTsは、これからビジネス活動を支援するツールとして利用される可能性が非常に高いです。

企業の情報を与え、特化したGPTsを作ることができるので、顧客対応やマーケティングなどの業務を効率化することができます。

また、GPTsを活用して、新しい製品やサービスの開発を支援することも考えられます。

GPTsの作成方法

冒頭で説明したように、GPTsは誰でも簡単に作ることができます。これからGPTビルダーを使って、GPTsの作成方法を分かりやすく解説していきますね。

①GPTビルダーを立ち上げる

左側のバーにて「Explore」を選択し、GPTsの一覧ページへ移動します。  

一番上側に「Create a GPT」を選択し、 GPTを作成できるGPTビルダーが表示されます。

②GPTビルダーで作りたいGPTsを伝える

上の図のようにGPTビルダーが表示され、それぞれのセクションと機能を説明します。

  1. GPTを作成する作業の画面セクション
  2. 作成したGPTのプレビューやテスト作業ができる画面セクション
  3. 「Create」タブを押すと会話型(自然言語)でGPT BuilderとGPTを作成できます
  4. 「Configure」タブを押すとGPTの設定(名前、プロンプト、機能など)ができます
  5. GPT BuilderというOPEN AIのチャットボットがあなたが作りたいGPTを手伝ってくれます(現時点では英語でしか対応できないが、後々日本語で対応できることを期待)
  6. GPT Builderに作りたいGPTや要望などを入力できます
  7. 作成したGPTをプレビューする時にメッセージを入力できます
  8. 作成したGPTを保存・公開するボタン

それでは、GPT Builderに自然言語でどんなGPTを作りたいかを伝えてみましょう。

上の図のようにGPT Builderとの会話が始まります。より良いGPTを作るために、GPT Builderが細かい質問まで聞いてくることもあるので、なるべくどんなGPTを作りたいかを伝えましょう。

さらに、作りたいGPTのプロフィール画像もDALLEで生成し、設定もしてくれるので、このように会話型でGPTを作成できるのは、本当に専門的な知識、プログラミング知識がなくてもGPTを作成できます。

③GPTsの詳細を設定する

GPTを作成する作業の画面セクションの「Configure」タブを押すと、上の図のように先ほどGPT Builderと作成したGPTの情報やプロンプトが設定されています。

今回は全て英語で設定されているので、下の図のように一旦日本語に書き換えておきます。

それでは、「Configure」の画面に表示されているものを説明しておきます。

  1. 「Name」: GPTの名前
  2. 「Description」: GPTの概要説明
  3. 「Instructions」: 指示またはプロンプト。ここでどんなことをやってくれるGPTかを設定
  4. 「Conversation starters」: GPTを利用する時の始める固定メッセージボタン。ここで設定されるメッセージは右側のようなボタンが表示されます
  5. 「Knowledge」: GPTの知識としてファイル(pdfなど)をアップロード。もしファイルをアップロードする場合、GPTとの会話にはアップロードされたファイルの内容が表示されることがあります。6番の「Capabilities」でCode Interpreterが有効になっている場合、アップロードされたファイルはダウンロードできます
  6. 「Capabilities」: GPTの機能設定。Web Browsingのインターネットブラウジング、DALLEの画像生成、Code Interpreterのプログラミングコード実行機能を設定ができます
  7. 「Actions」: APIなど使って、外部アプリと連携できる機能を設定

それでは、「Instructions」の拡大矢印ボタンを押すと、上の図のようにGPTの指示・プロンプトを編集できます。

今回はpromptiaで用意された「記事を書いてくれるAI」のプロンプトを利用させて頂きました。つまり、このGPTは、ユーザーが記事のテーマを教えると、記事のタイトル考えてくれて、記事アウトライン、記事内容、記事まとめまで書いてくれます。

参考リンク:https://prompt.quel.jp/10062

「Actions」についてですが、外部のアプリ(Gmail、Wordpress、Googleスプレッドシートなど)と連携するために、API Schemaのコードを作成し、埋め込む必要があるため、少し専門的な知識が必要ですが、今回の記事で説明すると長くなりますので、これについてYoutube動画で解説してありますので、興味ある方は是非見て下さい。

または、API Schemaのテンプレートを教えてくれるGPTsを作成しましたので、良かったら使ってみて下さい。

④GPTsの保存または公開

作成や編集したGPTを「save」ボタンで保存または公開できますが、その中で

  1. 「Only me」: 非公開または自分のみ利用できます
  2. 「Anyone with a link」: リンクを知っている方のみに公開されます
  3. 「Everyone」: 全員に公開されます(GPTsストア)

があり、GPTsの運用目的に合わせて、保存または公開をしましょう。

公開したGPTsを開くと、左上のGPTsの名前のタブをクリックすると、

  • 「Edit GPT」: GPTsを編集することができます。押すと、「Configure」へ移動されます。
  • 「Copy link」: GPTsのリンクをコピーできます。コピーしたリンクを共有することができます。

上記のようにGPTsの作成方法を解説しました。どうでしょうか?確かに簡単で、カスタムチャットボットなんて誰でも作れると思ったりしませんか?

5.将来の展望

GPTsの将来の展望について、以下のポイントが挙げられます。

教育分野への応用

将来においてGPTsは教育分野では広く利用されることを期待されています。学習支援ツールとして、生徒のニーズに合わせたパーソナライズされた教育が提供できるようになるでしょう。

社会的適用

AIエージェントとしての役割が広がり、人々の生活や仕事においてより重要な役割を果たすようになるでしょう。

アクセス性の向上

より多くのユーザーがアクセスしやすくなることを期待されています。無料のサービス(Youtube)のように、アクセスが集まることでGPTの進化が促進され、AI技術の普及が進むことが期待されます。

連携の強化

さまざまなアプリやAPI、サービスとの連携を強化することで、GPTsはより多くのタスクをこなせるようになると期待されています。

要するに、GPTsは教育、社会、アクセス性、連携の面で進化し、より多くの場面で役立つようになることが期待されています。

まとめ

GPTsは、さまざまな分野で活用できる可能性を秘めた非常に便利なツールであることが理解できましたね。

あなたが持っている知識やスキルを使って、GPTsを活用することで、誰でも収益化を実現することができます。

例えば、英語教師GPTs、SNSマーケティング戦略GPTs、台本作りGPTsなど、様々な用途に応用できます。

GPTsで収益化する時には、上記のことを理解した上でGPTsを作成することが重要です。

さらに、GPTsの利点や特徴を理解し、ニーズに合わせてカスタマイズすることであなたのGPTsを差別化することもできるでしょう。

さて、皆さんはどんなGPTsを作るのですか?

Youtubeでも、カスタムGPTsについて解説しております。是非ご覧ください!

記事に関する質問

GPTs(カスタムChatGPT)とは何ですか?

GPTsは、OpenAIが開発したユーザーが特定の目的やニーズに合わせてカスタマイズしたバージョンのChatGPTです。プログラミングの知識がなくても自然言語でGPTsを作成し、特定のタスクや状況に合わせて利用することが可能です。

GPTsの主な利用分野は何ですか?

GPTsは教育、仕事の効率化、日常生活のサポート、企業内アシスタントなど、多岐にわたる分野で活用されています。例えば、教育向けにカスタマイズされた学習コンテンツの作成や、業務自動化ツールとしての利用が挙げられます。

GPTsの作成方法を教えて下さい。

GPTsはGPTビルダーを使用して作成します。自然言語でGPTビルダーに要望を伝え、設定やプロンプトを調整することで、目的に合ったGPTを容易に作成できます。

GPTsの将来の展望について教えてください。

GPTsは、教育分野での学習支援ツール、社会的な役割拡大、より広範囲のユーザーへのアクセス性向上、さまざまなアプリやサービスとの連携強化などが期待されています。これらの進化により、さらに多くの分野で役立つツールとなることが見込まれています。

コピー済み

オンラインコースで
正しくAiを活用しよう。

オンラインコースで生成AIを正しく活用法を学ぼう。公式LINEを追加し、ローンチの通知を受け取ろう。

友だち追加

関連記事。